トップページ > 自転車が苦手or乗れない方の練習方法

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乗れる可能性はあります

序章
自転車に乗れなくて、子供を保育園や幼稚園に送迎するのに電車やバスを使っている方。まだ入園していないけど、送り迎えには自転車を使いたいなーってママさん・パパさん。これを機会に自転車に挑戦しよう!・・・ではなく、楽しんでみませんか?

自転車にすると便利なこと
・電車やバスを待たなくていい、しかも交通費がかからない
・子どもがぐずっても、自転車なら電車やバスと違って、周りに気を使わなくていい
・二の腕のたるみや脚が少し細くなる

自転車の送迎で不便
・雨が降ってきたら大変
・3人目が生まれて大きくなると、さすがに無理

乗れない理由
・運動音痴で乗れない。
・小さい頃の練習で怖い思いをした。
・今まで自転車に乗る機会が無く、練習していないので乗れないままです。
といった理由があると思います。

現在は、みなさんが小さい頃と違い練習方法が違います。では、準備編からどうぞ。自転車をお持ちの方は読み飛ばして練習編へ進んでください。


準備編

まずは、自転車を用意しましょう。
予算の都合もあると思いますが、いきなり子供乗せ専用自転車を買うよりも、ミニベロ折りたたみ自転車なんてどうですか?これだったら、スペースも取らないし、折り畳みなら室内や玄関先に保管してもそんなに邪魔にならないです。しかも人気があるので、おしゃれなものもあります。

あとは、三輪自転車もあります。みなさんが想像する三輪とは違います前2輪のトライクという自転車で、コアラとポニーという子供乗せ専用モデルもある自転車です。

サイズが適性なら、気に入った自転車を選ぶのが上達のです。
下の表は目安ですが、詳しくは気にいった自転車のスペックをみて、適正身長や適応身長といったらんを見て、自分の身長で大丈夫か確認しましょう。
では、練習編へ進んでください。


買う時の参考(目安です)
ミニベロ・小径車 ママチャリ・軽快車 MTB・クロスバイク
サイズ 適応身長 サイズ 適応身長 フレーム 適応身長
パナソニック
カルエアー

ふらっかーず
ペット

K32
ショッパー
121cm〜


133cm〜


150〜156cm
18インチ
20インチ
22インチ
24インチ
26インチ
27インチ
28インチ
106〜123cm
114〜137cm
126〜145cm
137cm以上
140cm以上
150cm以上
156cm以上
340mm
360mm
380mm
400mm
420mm
440mm
460mm
480mm
500mm
135〜155cm
140〜160cm
145〜165cm
150〜170cm
155〜175cm
160〜180cm
165〜185cm
170〜190cm
175〜185cm
小径車は同じ20インチでも、乗れる身長が違うので、買う時は仕様を見てください。


練習編☆乗り方&練習方法

さっそく練習ですが、練習をする場所って悩みどころですよね。しかも、どうしても一人では無理!でも乗りたいという方や場所が無い場合も諦めるのはまだ早い。ネットで「自転車教室」と検索すると、色々出てきます。このページの下記に一例を紹介。

練習する場所
・わき道から人が飛び出してくるような場所はやめておきましょう。
・公園にあるよな芝生や草の上も練習に適しません。凸凹して乗りにくいです。
・舗装してある場所のほうが走りやすいです。



各部品の説明
1.スタンド
片側だけにあるものもあります

2.ペダル
前方に回すと進みます。

3.サドル
サドルトいいます。サドルの後ろにあるのはチャイルドシートです。

4.ブレーキ
一般の自転車はここにブレーキが付いています。止まる時はここを握ります。


乗りやすいように調整
1.サドルを下げて、足の裏全体がペタッと着くようにする。
一般のママチャリは、サドルのすぐ下にレバーがあるはずです。それを自分側に起こして、どちらかにクルクル回して緩めます。あとは調度良い高さになるようにして、逆の手順で回してサドルを固定し、レバーを倒します。スポーツタイプは六角という百円ショップでも買える工具が必要です。



練習方法
ようやく練習開始ですが、時間のある時に少しずつ練習していく感じでいいと思いますよ。
いくつか練習方法があるのですが、ここで紹介するのは、ペダルを外さないでする方法です。ペダルを外す方法は、いずれ紹介します。

1.まずは、自転車の左側に立ちます。スタンドのロック(スタンドに動く金具がある)を外して、右足(小指付近)でスタンドを自転車の後方にどかすと、スタンドが外れます。スタンドを立てたい時は、スタンドを足で地面に踏みつけ、自転車の後ろに軽く持ち上げるように引くと、最初の状態です。ちゃんとロックしましょう。


2.自転車を押して歩いてみましょう。スタンドを一の要領で外し、車体の左側に立ち、ハンドルをもちます。そして歩きます。慣れないうちはぎこちないし疲れると思いますが、だんだん慣れてきます。左側に曲がってみたり、右側に曲がってみたり、八の字になるように歩いてみましょう。
この時に視線が自転車のタイヤとか地面ばかりみてはダメですよ。目線は前です。手の位置はだんだんしっくりくる位置が分かってきます。


3.ハンドルをにぎりながらサドルに座ります。足がペタッと着いた状態のはずなので、怖くないですよね。
次にブレーキをにぎってみましょう。握る時に間違っても、ハンドルから手を離してブレーキのレバーを掴んではダメですよ。親指と人差し指でハンドルを握りながら、残りの三本指でブレーキを握る感じです。何回かにぎってみましょう。

.ブレーキのやり方がわかったら、いよいよ走り出したいところですが、もうちょっと先です。サドルに座った状態で足は地面ですよね。その足で、片方ずつ後ろに蹴っていきます。スピードがつかないのでヨロヨロするはず。
足で地面を後ろに蹴ると(押す)、1mぐらい自転車が進みますよね。また片方で蹴ると1mという感じで進みます。この時に、自転車がサーッと進んだら両足を地面から離してください。
これを何回か繰り返し、自転車がふらふらしなくなるまで練習。あまり頑張りすぎずに適度に休憩しましょう。

5.足を浮かせられるようになったら、こんどは浮かせるだけではなく、ペダルの上に足を乗せます。なんとなくこの辺かなという感じで足を乗せましょう。
乗せられるようになったら、スピードが落ちたらブレーキを軽くにぎり、少しずつスピードを落とします。ゆっくりになったら両足を地面につけながら(飛行機の着陸みたい)止まってもいいですよ。ペダルに足を乗せてもバランスをくずさないとか転ばなくなったら、次の段階ですね。

6.こんどはペダルに足を乗せたら、一回転させてみましょう。力は必要無いですよ。ちょっと動かしてみようという感じで軽く一回転。回す感じが分からなければ、まずは自転車のスタンドを立てて、その状態でまたがり回してみます。ブレーキも使ってみましょう。ギュットと握ればキュッと止まるし、じんわり握ればタイヤの回る速度も徐々に落ちてきます。

話が脱線しましたが、
・足で地面をける
・自転車が進む、次にペダルに足を乗せる
・一回転(余裕があれば2〜3回転)
・ブレーキで止まる。

7.ここまでは順調でしたか?順調だとしたら凄すぎです。ほとんどの方が挫折しそうになっているかもしれません。まだこの段階でなくても、先が気になり見ているかも?
のんびりいきましょう。

8.次は、自転車の走り出しからペダルに乗せます。サドルに座った状態で、片方の足は地面、もう片方の足はペダルに乗せてください。ペダルに乗せた時の上体ですが、足をのせる側のペダルを回しやすいように、上のほうの位置にしておきます。
では、始動しましょう。ペダルに乗せた足をグッと力を入れて地面の位置まで踏むような感じでグイーッと動かしましょう。よっぽど勢いが無い限りは、最初の足で地面を蹴ったときよりもスーッと進み距離も1m以上進めるはずです。
地面に着いていた足も、ペダルを回した時にすーっと引き上げ、ちょこんとペダルの上に乗せます。後は惰性でしばらく進みましょう。ちゃんと前を見てバランスをとりましょう。
これを繰り返して、ある程度進んだらブレーキ。

9.そろそろ真っ直ぐはしることに慣れてきたら、ペダルを一回とはいわず何回転かまわしてみます。そしてブレーキ。

10.いよいよハンドル操作です。
そこそこ広いところで練習していると思いますが、車のこない路地で練習しているかもしれないので、それを想定した練習方法です。
自転車に乗りながらペダルを漕げるようになったら、ペダルは回さないで乗せたまま。その状態で、ちょっとだけ右にハンドルを動かしてみます。力のかけかたは、グイッ!ではないです。どんな感じかはなんとなく動かしていれば、こんなものかな?という自分の感覚がわかってきます。
この時目線は、ハンドルを動かす前に曲がりたい方向を見ます。
右に動かせば右に進んで行くし、左に動かせば左にいくはずです。

11.左右に運転をしてみましょう。ある程度スピードが出ていれば、安定しているはずなので、右にスーッと左にスーッと走るのを繰り返します。スピードが落ちたら不安定になってくるので、また少し回したりとスピードを調整します。次にする練習は狭い道だと出来ないので、広いところをさがしてください。


12.実際街中の道に出れば、曲がり角は当然あります。ということでカーブを曲がれるようになりたいですね。左右に連続で運転が出来るようになったら、自転車で一周(一回り一分以上)できるような公園(外周を回る)を探します。それか、サイクリングロードなどで、人の少ない時間に走るのも良いと思います。なだらかなカーブさえあればOK。

13.練習場所をを探したら、いよいよ本格的に曲がる練習でこれが最後の練習です。
まずは、自転車で走り出します。大きな円を描くようにペダルをゆっくり漕ぎ(回し)ながら連続で左へ左へ進みます。少しハンドルを動かして、あとは微調整しながら曲がれるということが分かってくると思います。目線は曲がりたい先を見る感じです。
左回りになれたら右回り。スピードの調節を忘れずに。

14.大きな円を曲がれるようになったら、小回りですね。小回りのコツは、説明が難しいのですが、公園なんかで練習する時は、ペットボトルを一つ置いて、目標物から離されず近すぎ曲がってみてください。始めはペットボトルを見つけたら大回りでまがります。そして徐々に小回りになるよに曲がります。大きな円はペダルを回しながら曲がることが出来ますし、小回りになるほどペダルを漕いで曲がることが難しいことがわかります。
私が道の曲がり角を曲がる時は、ある程度スピードを落として、ハンドルを動かして曲がります。曲がる後半になるとスピードが落ちてくるので、まだ漕ぎ出します。

15.注意
見通しの悪い曲がり角では一旦足をついて、安全を確認してから動きましょう。
もう一つ、道路に出て走るわけですが、幅の広い歩道を走る時でも歩行者優先ですよ。前に小学生の集団がいる時でもチリンチリン鳴らすのはダメです。そういう時は一旦降りて歩いてください。

16.走る場所
基本的に自転車は、歩道ではなく道路の左端を走ります。交通量が多くて危ないような道路では、歩道を走っても大丈夫です。幅の広い歩道を走る時は、歩道の道路よりの部分を走行します。そして、極力車と一緒で、左側通行です。

卒業
お疲れ様でした。ほとんどなぶり書きで説明を書いたので、足りない説明もあると思いますが、あとは自分で工夫してみましょう。
走れるようになっても無理せず、まずはサイクリングロードなどを走ってみましょう。

いずれもっと見やすく分かりやすく図を用いながら、リニューアルしたいと思います。
お子さんを乗せるようになっても、安全運転でお願いします。

以上



自転車教室

例として
静岡県の伊豆市で「女性のための自転車教室」というのがあり、年6回開催されています。参加資格は、自転車にまったく乗れない女性の方、定員15名、宿泊代食事代込みで18000円。(中・高校生は保護者同伴)というのもあるので、参加してみてはどうでしょう。
主催は日本サイクルスポーツセンター


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